陽だまり通信vol.31
[2019.04.01]
『みんなの”みかた”まつり』
病院まつり実行委員会 委員長 鈴木 啓能
昨今の精神科治療は 、長期の入院治療から 、患者さんたちの地域での暮らしを支える治療へと変わってきています。当院でも平均在院日数は漑少し、一方で外来患者さんの数や訪周看護の件数は飛躍的に増加しており、「入院から地域へ」という流れが現実のものとなっています。患者さんの地域生活を支えるためには、病院と地域社会が協力して患者さんたちを支えることが理想的なあり方だと思っています。しかし、精神科病院が「よくわからない」「暗い」などマイナスなイメ ージを持たれることがまだ多いのではないでしょうか。精神科病院を、みなさんが気軽に訪れることができ 、遠慮なく相談できる身近な存在として認識してもらえるよう、 病院側から地域に働きかけ、「地域に開かれた病院まつリ」をスローガンに『みんなのみかたまつリ』を開催しました。