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陽だまり通信vol.20

[2014.03.01]

『こ自宅にお伺いしております』

好生会 三方原病院 病院長 三浦 一也

今回は『精神科訪商看護』についてお話ししましょう。これまでも何度かお言舌させていただいておリますが、昨今の精神科福祉医療の中心は、入院だけに頼らず地域生活を重視する傾向に変わっています。さらに一歩進んで、「治療は病院で」という考え方から、私たちが地域にお邪魔する「アウトリ ーチ」といった考え方も広まリつつあります。病院の中だけにあった治療の場が、地域社会や皆さまが実際に生活されている場へと次第に広がリつつあります。精神科訪問看護はそのような治療の中のひとつです。 当院の訪周看護では、医師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士 (順不同)といった職員が皆さんのご自宅や生活されている場所に直接お伺いしています。皆さんが実際に生活されている場所にお伺いすることで、涌院の限られた時商だけでは感じられない、皆さんの困リごとや悩みに気づくことができます。逆に想像していた以上に皆さんが生活する力や周題を解決する力をお持ちであることに気づくこともあリます。場合によっては皆さんと一緒に生活を送られているご家族のご相談にのることもできます。このように訪問看護では、利用されている皆さんの生活を直接、また全体的に拝見することができますから、よリ皆さんを理解し、ご希望やご期待に沿った治療が可能となると思っておリます。

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