精神科訪問看護
精神科の病院でも『訪問看護』を実施していることをご存知でしょうか?当院の場合、外来通院をされている方の必要に応じて『訪問看護』による在宅サービスを提供しています。
精神科訪問看護とは
病院を退院された後、あるいは外来通院をされている方が、安心して治療を継続しながら快適な生活を送ることが出来るよう『看護師』・『精神保健福祉士』・『作業療法士』などの専門職がご自宅に伺って日常生活への支援などを行なう制度です。
利用者ご本人やご家族の抱える生活や療養を困難にさせてしまっていることや日常生活の中で起こる様々な問題などを共に考え、通院治療を続けていくことが出来るよう必用な支援を行っています。
訪問看護の対象者(どのような方が利用されているのか)
- 病気に対する不安を持っている人
- 治療を続けることが途絶えがちになっている人
- 病気とつきあいながら地域での生活を継続しようとしている人
- 日常生活への様々な不安を抱える人とその家族・・・など
訪問看護を利用するには
- 『訪問看護』は、医師の指示のもとで提供されるサービスです。利用を希望される方は、診察時に主治医へ相談して下さい。
- 『訪問看護』がその方に必要と判断された場合に、訪問看護スタッフと利用目的や内容などについてじっくり話し合い『訪問看護』が開始されます。
利用回数・訪問日程について
1週間に3回の訪問を限度とし、利用目的や利用者の要望を組み入れて利用回数を決定します。
利用料について
『訪問看護』は、自立支援医療に含まれています。自立支援医療の制度を利用されていない場合は、通常の健康保険が適応となります。
交通費負担について
病院からの移動距離に応じて「交通費」(片道:5㎞300円(税込)~)を負担していただいています。(1回平均400円前後)
お問い合せ
自宅に病院スタッフが来るということに対して、抵抗を感じる方もいると思いますが『訪問看護』(在宅生活を支援)の利用によって、安定した生活を維持できる利用者の方がたくさんいます。詳しい内容については『訪問看護室』にお問い合わせ下さい。